ポータルのコンソール機能の仕様上、以下の制約があります。
ポータルからの操作によって作成/クローンされたVMをvSphere Web Clientからクローンした際に構成パラメータの設定変更が必要。
vSphere Web Clientにて作成したVMをポータルからクローンする際の場合は問題ございません。
本設定を実施しない場合、クローン元VMとクローン先VMのコンソール機能にて利用するポートが重複致します。
ポート番号の設定は先勝ちなのでクローン先VMでのコンソール機能の利用が行えなくなります。
こちらは旧VOCポータルからの同様の仕様となります。
下記手順に従ってコンソールポートのクリアを行ってください。
※下記作業はvSphere Clientからの手順となりますのでご注意ください。
※対象のVMが電源OFFの状態であることが前提となります。
作成したVMを選択し、「仮想マシン設定の編集」を選択します。
「オプション」タブを開き、「全般」を選択し、「構成パラメータ」ボタンを押下します。
「RemoteDisplay.vnc.enabled」項目がパラメータとして入っている場合、値を「false」に変更します。
「RemoteDisplay.vnc.port」」項目がパラメータとして入っている場合、値を「-1」に変更し、「OK」ボタンを押下します。
構成パラメータは一度設定するとパラメータの削除ができないため、ポート番号を-1と設定しております。
仮想マシンプロパティ画面に戻るので、「OK」ボタンを押下します。
※仮想マシンを引き渡す際に、「コンソール機能を有効化するためには仮想マシンの再起動を伴う」という旨をお客様へお伝えすることを忘れないようお願いします。